中国の水墨画とは

水墨画とは、墨一色で表現される絵画のことをいいます。

中国の唐代後半のときに山水画の技法として成立され、日本には鎌倉時代に禅とともに伝わったとされています。

中国では文人官僚の余技として普及され、科挙制度の普及と成熟に通じることで確立したともいえる技法です。

特徴として文人故の遊び心や自娯自慢とされており、作品を鑑賞する人も文士仲間や貴族などの強要を身につけた人を対象とするのがほとんどで、中国水墨画は筆による線の表現を重んじているのはこのためではないかとされています。

言い換えれば、一般大衆や異文化の鑑賞者には分かりにくい傾向があるともいえます。

一方日本の水墨画は、宗教関係者から伝わったことで宗教を通して信者や一般大衆を鑑賞させることを目的としてたため、奥深く理解のされにくい線を表現するよりも、魅力の分かりやすいぼかしやにじみなどの技法を使って分かりやすく表現したとも考えられています。

中国と日本の水墨画は、歴史の中で確立した絵画ともいえます。

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