
米寿とは八十八歳の長寿のお祝いのことです。言葉の由来は、「米」という漢字を分解すると、「八十八」になるからだそうです。
末広がりを意味する八は特に縁起が良いとされていて、長寿のお祝いの中でも特別なものです。
米寿のお祝いの色は黄色や金色なので、黄色のちゃんちゃんこを贈ったりします。還暦に赤いちゃんちゃんこや頭巾を贈るのと同じような習慣です。
このような風習のようなギフトは古くからの定番ですが、今の時代の高齢者はまだまだ元気で、多彩な趣味も持っていたりします。
ですから贈る相手の生活をある程度リサーチしなければなりません。好きな物を把握することで、プレゼントの選択もし易くなりますし相手にも喜ばれる物が贈れます。
米寿祝いを迎えた女性の方へのおすすめプレゼント
自宅で良く使う物や、部屋に適したインテリア用品を贈るのも良いでしょう。
プレゼントをする相手が女性なら、やはり華やかな美しい花を贈るのも良いでしょうし、きっと気に入って貰える筈です。
女性は幾つになっても美への憧れが強いもので、綺麗で素敵な物に心惹かれます。花は花でも、最近人気のブリザーブドフラワーは美しさが保てるのでお勧めです。
年齢問わず喜ばれるスイーツも候補に上げられます。食べやすくて柔らかいケーキは、見た目も綺麗ですし、場を盛り上げるにも適しています。
最近のお爺ちゃん、お婆ちゃんは若くておしゃれな人も多いので、お婆ちゃんであってもアクセサリーやファッション小物もプレゼントとして注目されています。
ファッションは幅が広く様々な物がありますが、案外ブランド物のバッグや財布なども候補に上げられます。
お揃いのバッグや財布などを選んで上げると、気持ちもよりアップして貰えそうです。
ネックレスやリング、イヤリングでばっちり決めているお婆ちゃんがいるのも驚きです。日常使えそうなひざかけやショールも年齢的にはピッタリのプレゼントです。
料理好きの人には、好みの食器類をプレゼントしたり、散歩が趣味の人には、歩きやすいシューズも良いでしょう。
イメージや思い込みでプレゼントを選ぶのはNG
とにかく日常の様子を知ることが大事で、思い込みで選ぶのは避けましょう。
器用な人はハンドメイドの品を贈るのも一つの選択で、心を込めて作った品は温かみがあります。
又持ち物ではなく、小旅行をプレゼントするのもよくあることで、体調を気遣って近場にするのも気遣いです。中々会えない人も、一緒に過ごすことで楽しい思い出作りが出来ます。
外出が難しい場合は、自宅で食事会を開き、好きな献立を作ってあげたりするだけで、喜んでくれるでしょう。
親族が集まって賑やかに過ごすだけでも幸せな時間となりますし、忘れられない思い出にもなります。
人其々生き方は違いますが、八十八という長い年月を生きてきたというのはかけがえのない人生であって、様々な人生模様があった筈です。
お祝いをして貰えるのも幸せですし、お祝いをして上げられるのも幸せでしょう。そしてお婆ちゃんであっても、常に女性であるということを忘れてはいけません。
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