お祝いの作法

お祝いとは

お祝いとは、何より相手のことを第一に考えるものです。

自分が良かれと思ったことが、実は相手には迷惑になっていたということも考えられるので、十分に注意することが大切です。

たとえば、お祝いに何か品物を選ぼうと思った際にも、どうしても、自分の好みのものを選んでしまうという人もいるかもしれませんが、本当にそれを相手が必要としているかは分かりません。

そういったこともあってか、最近では、お祝いとしてカタログギフトや商品券などを選ぶ人も増えているようです。

それでも、もし、相手に聞くことができる立場にあるのであれば、さり気なく、どんなものが良いのか、聞いてみることも良いかもしれません。

一番大切な作法は、相手を思いやる立場を忘れないということです。

出産祝いであれば、出産後、すぐに渡せば良いというものでもありません。母子ともに落ち着いて、安定してからが良い場合がほとんどです。

人によって状況はさまざまですから、臨機応変に対応したいものです。

風呂敷の作法

風呂敷は平包み、衣包みなどとも呼ばれており、昔からものを包む布として便利に利用されてきました。

風呂敷を使ってものを包む場合は、結び目を作ってしばって持ち手などにするのが一般的ですが、贈答用の場合は基本的には結び目は作りません。

結婚祝いなどの場合、結び目を作ってしまうと、あける際に結び目をほどかないといけなくなり、結び目をほどくという行為は、結婚祝いの場合は縁起が悪いといわれているので注意が必要です。

結び目を作らない平包みの作法ですが、祝儀の場合は風呂敷の裏側を広げて中央にのし袋を置きます。

そして左側を折りたたみます。

のし袋の上側、下側、右側の順番でたたんでいき、最期は左側にはみ出した部分を内側に折ります。

不祝儀の場合はこのやり方と反対に包み折るのが正しい作法になります。

祝儀用の風呂敷は柄のあるような派手なものでも構いませんが、不祝儀の場合は派手ではない色の無地のものを選ぶようにしましょう。

お中元とお歳暮

お中元は7月上旬から8月中旬、お歳暮は12月10日から20日に贈るものといわれています。

地域によっては若干、時期の違いがあります。お中元は一年の折り返し地点の夏に贈ることになります。

年頭から中元(旧暦の7月15日)までの半年間お世話になったというお礼で贈ります。

また夏に体調を崩さないようにという挨拶の意味もあります。

お歳暮は一年間の感謝の気持ちを込めて贈ります。さらに来年もよろしくお願いしますという意味合いも含まれています。

お中元に贈るものはビールやジュース、ゼリーやアイス、そうめんなど、暑い夏を乗り切れるようなものを贈るのが一般的です。

お歳暮はハム・ソーセージ類、フルーツ、スイーツなど年末年始に親族が集まったときに喜ばれそうなものをチョイスするのが定番となっています。

お中元よりもお歳暮のときのほうが相場が高い傾向があります。

お中元とお歳暮はのしの書き方に違いがあります。贈る時期などによってのしの表書きが違いますので注意しましょう。

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