水墨画家の狩野元信について

狩野元信(かりのもとのぶ)は室町時代に水墨画の大家としてその名前を馳せ、日本と世界で歴史的にその名前を残した水墨画絵師の一人です。

狩野元信が夜に残した作品は、その多くが日本と中国風の水墨画の技工を上手に織り合わせた漢画の水墨画法をベースとし、そこに巧みに大和絵系土佐派の様式を取り入れた日本的な画様式を取り入れた、当時としては非常に画期的なものでした。

例えば狩野元信は、本来は大和絵系の絵師のみが行っていた絵巻物や金碧画などの作成にも挑戦し、中国と日本の様式を巧みに取り入れた、華麗かつ大胆な和と中国様式が融合した新しいジャンルを切り開いたことでも知られています。

狩野元信が確立したこの様式は、狩野派様式とも呼ばれ、後の水墨画の様式にも多大な影響を今なお残しています。

狩野元信が残した四季花鳥図や白衣観音図などの数々の膨大の作品は、その殆どが重要無形文化財に指定されており、またアメリカのボストン美術館に所蔵されている作品も数多くあり、今なおその美しい絵面を見せてくれます。

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